これさえあれば、ぐっすり!睡眠の質を高める睡眠計測アプリ5選
夜なかなか眠れない、眠ったのに突然目が覚めて眠れなくなった。
または熟睡したはずなのに、なぜか疲れがとれていない、そんな経験ないですか?
それって、眠りの質に問題があるのかも!?
最近は、そんな眠りの質を測定し、最適な時間で起こしてくれる“快眠アプリ”が大人気。
今回は、「朝のすっきり目覚め」をサポートしてくれる厳選快眠アプリを実際の使用した感想とともに5つ紹介します。
無料なので、ぜひ試してみて(^O^)/
見出し
質のよい睡眠とは?
質の良い睡眠とは、朝起きた時に感じる「すっきり感」にあります。
たくさん眠ったのに体がだるいという時もあれば、短時間眠ったのに朝すっきりと目覚められたという時もあるでしょう。
それは、どれだけ熟睡できたかと関係してきます。
下の図のように、睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の繰り返しによって構成されています。
レム睡眠の時には眠りが浅く、体は休んでいますが、脳は活動している状態です。
この時に夢を多く見ます。
逆にノンレムの時は深い眠りをさし、脳自体も活動を休めます。
この時に、成長ホルモンが分泌され、免疫力も高まるので、疲労回復やストレスの消去が行われます。
つまり、このノンレム₌深い眠りをしっかりととれれば、質の高い眠りが得られるのです。
しっかりとしたノンレム睡眠をとるためには、リラックス状態にもっていかなければなりません。
リラックスにするための方法は、「不眠症が劇的に改善!日常生活で続けるべき7つの習慣を参照してみてください。
目覚めた時のスッキリ感には、レム睡眠のタイミングも大切
睡眠では、上の表の通り、90分くらいの間隔で、レムとノンノムを繰り返します。
朝が近づくと、ノンレム睡眠が浅くなり、起床へと近づいていきます。
このタイミングも大切で、例えば、深い眠りのノンレム時に、目覚まし時計で無理やり起こされると、「あと5分」というようにずるずると起きられない状態が続きます。
しかし、起きる時間がレム睡眠の時であり、脳が“起きる準備ができてるぞ”状態の時にめざめれば、スッキリとしためざめが得られます。
快眠アプリは、このレムとノンレム睡眠の間隔を計測し、脳が“起きる準備ができてるぞ”状態となるタイミングを測り、アラームを鳴らしてくれます。
次の章では、快眠アプリのできること、そしておすすめの快眠アプリを紹介していきます。
すっきりとした目覚めを実現してくれる快眠アプリの正体
快眠アプリの仕組みは?
この快眠アプリ、どうやってレムとノンレムの間隔を測定しているかというと、答えはスマホにある加速度センサーにあります。
レム睡眠時、体は休んでいても脳は活動しているので、寝返りをうつなど体動が見られます。
逆に、ノンレム時は脳も体も休んでいる状態であるので、体動はありません。
この体動の有無を、スマホの加速度センサーが感知し、レム・ノンレム時を計測しています。
ですので、眠りを計測する時は、スマホを枕の横に置いて寝るようにします。
※アプリによってはいびきや寝息で測定するものもあります。
睡眠アプリの機能は以下の2つ
・体動から睡眠の深さ計測し、適度な目覚め時間でアラームを鳴らす。
体動あり⇒レム睡眠、体動なし⇒ノンレム睡眠を計測し、設定した目覚まし時間に近いレム睡眠時にアラームを鳴らすメイン機能があります。
・睡眠の状態を日や月ごとのグラフで記録する。
毎日の就寝&起床時間や睡眠状態、体の状態などを記録し、週や月ごとで追跡することができます。
アプリによっては、こちらの情報をFacebookやtwitterなどで共有できるものもあります。
使い方
(1)アプリをダウンロードします。
アプリによっては登録が必要。
(2)目覚まし時間など必要な情報を入力したら、「開始」ボタンをタップして、スマホを枕元に置いて寝ます。
センサーが寝る間中可動しているので、常に充電した状態で置きます。
(3)翌日、設定した時間に一番近いレム睡眠時にアラームがなります(めざまし時間≒30分)。
タップすると、計測が終了し、こんな感じでグラフで計測結果が表示されます。
注意点
・睡眠アプリは、電力を消費するので、計測時は充電しながら眠るようにしてください。
・電磁波が気になる人は、機内モードにオフに!
極撰の睡眠計測アプリ5選
アプリのDLランキングで上位5つに表示される人気の睡眠計測アプリを5つ紹介します。
No.1 Sleep Cycle alarm clock
世界中で睡眠アプリランキングNo.1に輝いた定番中の定番!
特長 | ・加速度センサーとマイクで体の動きを検出 ・いびき検知機能つきで、いびきの録音再生可能 ・二人で寝ていても、別々に測定できる ・世界中の人々と睡眠記録を比較できる ・有料版にアップグレードすれば、入眠を促す睡眠導入音を睡眠に入る時間で自動的にフェードアウトさせる機能や安静時心拍数を記録する機能なども使える。 |
対応OS | iPhone, android |
価格 | 無料 有料版は年間3,000円 |
開発会社 | Northcube AB |
残念なところ | ・無料版の機能が限定されている ・iphoneは日本語表示であるのに、androidはなぜか英語表記しかなく、使いづらい。 |
No.2 熟睡アラーム
入眠を誘う熟睡サウンド機能付きで、
入眠から熟睡までこれ一つOK
特長 | ・浅い眠りを自動判断し、アラームを鳴らす「スリームアラーム」機能 ・リラックスする音楽で入眠を誘う「熟睡サウンド」機能 ・Dropboxに睡眠レポートをバックアップできる。 ・なかなか起きられない人のために、簡単なゲームを解かないとアラームを消すことができないアラーム停止アクション機能 |
対応OS | iPhone, android |
価格 | 無料 ※熟睡サウンドとアラームサウンドは1曲99円で購入可能 |
開発会社 | 株式会社C2 |
残念なところ | ・無料版は開けるたびに広告が表示される |
No.3 Sleep Meister
iphoneユーザーに根強い人気の睡眠アプリ
特長 | ・Health Kitと連動できる ・自分の寝言やいびきを録音再生できる寝言の録音機能 ・眠りに入る時に自動停止してくれる音楽プレイヤー ・寝つきや中途覚せいなど睡眠要素を分析 ・無料版でも月、年ごとの睡眠データが記録できる |
対応OS | iPhone |
価格 | 無料 有料版は120円 |
開発会社 | Naoya Araki |
残念なところ | ・布団では測定が不十分となるため、自分で感度の設定が必要 ・android版がない |
No.4 Runtastic Sleep Better 睡眠アプリ
簡単操作で使いやすい、機内モード対応のアプリ
特長 | ・寝つき具合を測るセンサーの感度はベッドや布団の上に携帯を置くことで自動調整してくれる ・アイコンが分かりやすく、使いやすい ・有料版は月の満ち欠けによる影響や、エクササイズやカフェイン、ストレスなど睡眠に影響する外部要因をチェックできる ・電磁波防止の機内モードでも使用可能 |
対応OS | iPhone, android |
価格 | 無料 有料版は250円 |
開発会社 | runtastic |
残念なところ | ・無料版の広告版がわずらわしい ・いびきなどの録音機能がない |
No.5 快眠サイクル時計
快眠ミュージック10曲入り、無料でも十分使えるアプリ
特長 | ・無料版でも多彩な機能が使える ・寝言やいびきの録音機能付き ・快眠ミュージックとアラーム全10曲が無料でダウンロード可能 ・眠りの深さや浅さの睡眠データを毎日グラフで表示。データはfacebookやtwitterで共有できる |
対応OS | iPhone, android |
価格 | 無料 ※快眠ミュージックとアラーム音楽は 1曲85円でダウンロード可能 |
開発会社 | Ateam Inc. |
残念なところ | ・無料版なので広告が表示されるのは致し方ないが、時に朝から見たくないような広告が出る(青年漫画広告など) ・曲を無料でダウンロードするのに、一曲ずつ他のアプリをダウンロードしなくてはならない |
アプリとあわせて、枕の見直しもおすすめ。
実際に睡眠アプリを使ってみた
実際に前の章で紹介したアプリを使ってみました。
私の使用している携帯はsonyのXperia。
Androidなので、使えるのは、No.3のSleep Meister以外。
アプリランキングNo.1のSleep Cycle alarm clock、No.4のRuntastic Sleep Better、No.5の快眠サイクル時計を日替わりで試してみました。
【1日目】Runtastic Sleep Better
①最初にアプリを開くと、facebookなどの登録表示が出ますが、面倒なので「あとで」をタップ。
加速度センサーの感度を調整するため、画面の指示に従って、ベッドの上に携帯を置きます。
➁スタートメニューは☟こんな感じ。
ワークアウト、ストレス、違うベッド、夜食、カフェイン、アルコールの中から、その日の状態を選べます。この日はビールを飲んだので、「アルコール」を選び、起床時間を7:30に設定。
寝起きの音は「海辺の日の思い出」に設定し、「スタート」をタップ。
③画面指示通り、充電器につなぎ、携帯をひっくり返して、枕元に置きました。
電磁波防止のため、機内モードに。
④いつの間にか寝てしまいました。(○-u-○)Zzzz
⑤朝になりました!波の音が静かすぎて、アラームが鳴っているのも気づかず。
子供の声に起こされ、「すっきり」目覚めならず。(~_~;)
それでも、睡眠効率は97%と好成績。
3分で熟睡し、5時間14分も深い眠りについていたらしいです。
でも、ノンレム睡眠の90分間隔であるはずなのに、2時~4時半までの2時間半の間、ずっと深い眠り(ノンレム)になっているので、正確に測れたかはビミョーです。
【使った感想】
アラームの音では起きずに、子供の声で起こされ、今回は目覚めのスッキリ感が味わえませんでした(アラームの音量設定と大きめにしてバイブ設定もした方がよかったかもしれません)。
夢を見た記憶が少ないので、確かに熟睡していた感はあります。
うまく測定できたかもちょっと疑問が残るので、おすすめ度は★3つで。
おすすめ度 | ★★★ |
使いやすさ | ★★★★ |
正確さ | ★★ |
【2日目】No.5の快眠サイクル時計
①2日目の今日は、入眠用のヒーリングミュージック入りの快眠サイクル時計をダウンロードして、昨日と同じように目覚まし時間を7:30にセットしました。
下の画像のように、他のアプリを入れることで目覚まし音楽を10曲まで無料でダウンロードできます。
それも面倒だったので、今回は、既存の曲の中から選びました。
また、このアプリには、入眠音楽もついています。
眠りを誘導する静かな音楽が鳴り続き、眠りに入ったのを感知して、勝手に止まってくれます。
入眠音楽は、深く眠れそうな「Deep sea」を選びました。
➁昨日と同じく、携帯を充電しながら枕元に寝かしておきました。
静かな音楽にリラックスできそう…と思ったんですが、いつもサイレントな状態に慣れていたので、意外と眠れませんでした。
消そうと思いましたが、音楽の消し方がわからず、一時間「ね…ねむれない…」とモヤモヤしている中、やっと眠れました。
③朝になりました。なかなか眠れずに、昨日よりも疲れがとれていない気になりました。
朝のアラームもよく聞こえないまま、二度寝に突入。
睡眠グラフには、入眠音楽が邪魔して眠れなかった1時までの間と、6時に一度目が覚めて二度寝した記録がはっきりと表れています。
【使った感想】
リラックスして睡眠導入してくれるはずの入眠音楽がかえってアダとなり、なかなか寝付けませんでした。
7時前くらいにアラーム音が鳴った気がしましたが、あまりにも静かな音に二度寝してしまって、逆に疲れがとれないといった結果に。
センサーは正常に動いていたようですが、アプリにも相性があるのかもしれません。
いちいち他のアプリをダウンロードしないと入眠&目覚まし音楽が無料でダウンロードできないという点もマイナスです。
残念ながら、一番低いおすすめ度となってしまいました。( TДT)
おすすめ度 | ★ |
使いやすさ | ★★★ |
正確さ | ★★★ |
【3日目】No.1Sleep Cycle alarm clock
①Android、Iphoneのアプリランキングを見ても、
いずれの評価も高いこちらのアプリ。
Abdroid版は英語しかなく、ちょっととっつきにくい感じはしますが、他のアプリと同様に難しい英語はないので、使えそうです。
有料が年間3,000円と高いので、無料で使える快眠計測だけを使用。
目覚ましの仕方や使い方は他のアプリと違いはありません。
同じようにセットして、充電状態で枕の横に置いて寝ました。
今回はアラーム音を少し元気なものにして、バイブ機能もオンにしました。
➁朝になりました!
今回は初めて、快眠アプリのアラームとともにスッキリ目覚めることができました(*^▽^*)。
このアプリは私と相性が良かったようです。
【使った感想】
上の表を見ると、快眠度は68%でしたが、久しぶりに「寝た~!!」という気分が味わえました。
グラフも下の画像のように、90分周期で正確に測定されていました。
計測の正確さや人へのフィット感も、さすが人気ナンバーワンだけあるなという感じです。
おすすめ度も、3つのアプリの中でナンバーワンの★5つで。
おすすめ度 | ★★★★★ |
使いやすさ | ★★★★ |
正確さ | ★★★★★ |
まとめ
今回は、眠れない夜と決別できそうな人気の快眠アプリを紹介しました。
その中の3つを実際に試してみて、個人的に以下のようなおすすめのランキングとなりました。
1位 Sleep Cycle alarm clock
2位 Runtastic Sleep Better
3位 快眠サイクル時計
アプリにもそれぞれ相性があるのかもしれません。
皆さんもいろんな睡眠アプリを試して、自分と相性のよいアプリを見つけてください(^O^)/。
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