白スニーカーを白いままキープ!キャンバス、レザースニーカーのお手入れ方法
カジュアルなコーディネートに欠かせない、定番アイテムの白スニーカー。
しかし、白スニーカーは汚れが目立ちやすく、いつの間にか黄ばんでいたりと、白スニーカーならではの悩みも…。
白さをキープするための簡単にできるお手入れ方法や、汚れのきれいな落とし方、汚れが付かないコツを紹介します。
真っ白なスニーカーを履いて、足元のおしゃれを楽しみましょう!
見出し
白スニーカーのお手入れ方法~キャンバススニーカー編
ちょっとの汚れは身近なもので落とす
白い状態をキープするためには、部分的に汚れたらすぐにお手入れすることが大切です。
ちょっとした汚れは、消しゴムや歯磨き粉、アルコールスプレーやメラミンスポンジで落とすことができます。
【履いたらまずブラッシング】
革靴にはブラッシングしてもスニーカーにはしていないという人が多いと思います。
ですが、1日履いたスニーカーはやはり埃がついているものです。
その埃やゴミを取り除いてあげる、このひと手間が長く白さをキープするのです。
靴専用ブラシでなくても、使い古した歯ブラシや100円ショップで売られているブラシでも十分効果があります。
【消しゴム】
「水洗いするほどじゃなく、ちょっとだけ汚れている」
「ソールのゴムの部分だけ汚れている」という時に役立つのが消しゴムです。
使い方は簡単!汚れの気になるところをゴシゴシと擦るするだけです。
私もソール部分に実践したことがありますが、白さが戻りました。
お手軽ですし、靴箱に消しゴムを常備しておくと良いかもしれません。
【JEWEL】 ジュエル キャンバスクリーナー カラーナシ
http://www.abc-mart.net/shop/g/g5361600001099/
キャンバス地には「キャンバススニーカークリーナー」という専用の消しゴムも売られています。
【歯磨き粉】
消しゴムの次にお手軽にできる方法として歯磨き粉があります。
使い古した歯ブラシに適量の歯磨き粉をつけて、汚れの気になる部分をゴシゴシと磨きます。
その後濡れた布で拭きとれば、汚れが取れます。
部分的な汚れなどにはおすすめの方法です。
歯磨き粉には研磨剤が入っているために、汚れが落ちやすくなるのです。
【除菌アルコールスプレー】
アルコールスプレーは、ソールのゴムの部分や消しゴムや歯磨き粉では落ちなかった汚れ、特に油汚れに効果があります。
シュッと汚れに吹き付けて、布やティッシュなどで拭き取るだけ。
また、洗剤ではないので水洗いする必要がなく、手軽に汚れ落としができるアイテムです。
【メラミンスポンジ】
今やお掃除グッズの定番にもなりつつあるメラミンスポンジは、じつはスニーカーの汚れにも使えるのです。
掃除で使うように水に濡らしたスポンジで、汚れた部分を擦ると白さが戻ります。
研磨剤が含まれているので、黒ずみや紫外線による黄ばみなどもきれいに落とすことができます。
レック 激落ちくん
https://www.lecinc.co.jp/gekiochi/product/
メラミンスポンジと言えば、こちらの「激落ちくん」が有名ですね。
メラミンスポンジは、100円ショップに売っていますし、自分で好きな大きさにカットして使うことができるので便利です。
全体的な汚れは手洗いで落とす
白スニーカーは、汚れないように気を付けて履いていても、だんだん黄ばみや黒ずみなどの汚れが気になってくるものです。
めんどうだと思ってそのままにしていると、汚れはどんどん落ちにくくなっていきます。
白さをキープするためにも定期的に水洗いをしましょう。
これからは、白さを取り戻す洗い方をご紹介します。
中性洗剤を使った基本の洗い方
全体的な汚れを落とす洗い方は、手洗いが基本です。
この時、漂白成分が入っていない中性洗剤を使用するのがポイント。
アルカリ性洗剤など、漂白成分が入っているもので白いスニーカーを洗うと、乾いた時に黄ばみの原因になってしまします。
【手順】
- あらかじめスニーカーのひもと中敷きをはずしておき、靴底についた小石や泥などをブラシを使って落としておきましょう。
- バケツに40~45℃のお湯をはり、靴、ひも、中敷きを浸けておきます。
- そこに中性洗剤を溶かして入れます。
汚れの程度によって30分~2時間程浸けておきましょう。 - 靴用ブラシや不要になった歯ブラシなどでゴシゴシ擦ります。
- バケツのお湯を何回かとりかえしっかりすすぎます。
- 水気を切り、陰干ししましょう。
スニーカーの基本洗いにおすすめの中性洗剤
ウタマロ リキッド
http://www.e-utamaro.com/products/liquid
生地にも手肌にも優しい中性洗剤です。
イヤなニオイには重曹→お酢
台所やお掃除グッズの1つとして持っている方も多い重曹ですが、使い道が分からずに、ずっと使わないままだったりしませんか?
そんな時は、ぜひスニーカー洗いに使ってみてください。
掃除用の重曹は弱アルカリ性で汚れ落ちが良く、消臭効果もあります。
【手順】
- スニーカーが入るほどの大きさのバケツに40℃~42℃のお湯を入れ、重曹(1リットルに対して大さじ4杯が目安)を溶かします。
- その中にスニーカーを入れ、10分ほどつけ置きします。
- 汚れが出てきたらそのお湯を捨て、ブラシなどで優しく洗います。
(重曹は研磨剤の代わりにもなるため、力を入れずに優しく擦るだけでも汚れが落ちやすくなります。)
- もう一度、バケツにお湯を入れ、上記の割合で重曹を溶かしてスニーカーを10分つけ置きします。
- しっかりとすすぎ、水分を切って陰干ししましょう。
【ポイント!】重曹で洗ったあとは、お酢で中和させる
重曹で洗って乾いたスニーカーを見ると…黄ばんでる!ということがあります。
これは、重曹が(弱)アルカリ性であるためです。
アルカリ性の物質は乾く時に紫外線と反応して黄色く変色する性質があります。
重曹に限らず、アルカリ性の洗剤であれば黄ばむ可能性があります。
そんなとき、仕上げにお酢を使って成分を中和させることで、乾いた時の黄ばみの発生を防ぐことができるのです。
方法はカンタンです。アルカリ成分を落とすようによくすすいだら、仕上げにバケツ1杯(約8~10リットル)の水にお酢200ccを入れて、スニーカーを浸け置きします。
すでに黄ばんでしまっているスニーカーを白くしたい時は、中性洗剤で黄ばみの部分をブラシで擦ってから浸け置きしましょう。
そのまま2~3時間放置し、よくすすいで陰干ししましょう。
頑固な汚れには漂白剤
頑固な汚れをとにかく落として真っ白にしたい!
という時は、漂白剤を使うのが近道です。
漂白剤には、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤があります。
それぞれの特徴を見てみましょう。
【塩素系漂白剤】
花王 キッチンハイター
https://goo.gl/p1zjYP
塩素系漂白剤の代表と言えば「キッチンハイター」です。
漂白力が強く、白い製品には適していて真っ白になります。
強いアルカリ性のため、白いスニーカーに使用すると乾いたあとに黄ばむことがあります。
また、酸性の液体と混ざると有毒なガスが発生するため、
よくすすぎ洗いをしたとしてもお酢と中和させることはおすすめできません。
【酸素系漂白剤】
花王 ワイドハイター EXパワー
https://goo.gl/dyDEr
こちらは酸素系漂白剤です。
塩素系漂白剤に比べて、酸素系漂白剤は弱酸性で安心して使えますし、色柄ものにも使えます。
使い方は簡単で、水に酸素系漂白剤を規定量入れて、スニーカーをつけ置きするだけ。
スッキリ白くなります。
また部分汚れには、重曹+酸素系漂白剤を混ぜてペースト状にし、ブラシで擦るときれいになります。
洗う暇がない時は洗濯機で丸洗いという手も!
多少の痛みは気にしないくらい履きつぶしているスニーカーなら、洗濯機洗いが簡単でおすすめです。
私は、自分の靴も家族の靴もほとんどこの方法です(^-^;
通常の洗濯用洗剤を使用し、酸素系漂白剤や柔軟剤も入れて靴を丸洗いしています。
靴ひもや中敷きは取り外しネットに入れて、スニーカーと一緒に洗濯機で洗うと汚れが落ちやすくなりますし、簡単です。
しかし靴によっては、中敷きが紙製の場合もあるので注意が必要です。
普通コースで洗濯から脱水まで行うと、靴が洗濯槽にぶつかって「ガランガラン」とすごい音を立てます。
大事な靴や洗濯槽が痛んでしまう可能性があるので、少し不安ですね。
そんな時は、洗濯機専用靴洗いネットもあります。
これを使うと靴も洗濯槽も保護できそうですね。
シューズ洗濯ネット
https://goo.gl/WgY4ri
それでも洗濯機で洗うと靴は多少なりとも痛みます。
リスクを知った上で行ってくださいね。
自宅での靴の干し方は、こちらの記事でチェック!
【コインランドリーの使用もおすすめ!】
自宅の洗濯機で靴を洗うと、靴や洗濯槽が痛むだけでなく、洗濯槽に靴の汚れが付いてしまうので、衛生的にも心配される方もいるのではないでしょうか。
最近のコインランドリーには、靴専用の洗濯機を設置しているところもあります。
そちらを使用してみるのもおすすめです。
靴専用なので、靴が傷まないように配慮されているので安心です。
白スニーカーのお手入れ方法~レザースニーカー編
「レザータイプってどうやってお手入れすればいいんだろう?水洗いはだめだよね?」
とお手入れ方法が分からない人が多いのではないでしょうか。
間違った方法で取り返しのつかないことになってしまってからでは、せっかくのスニーカーが台無しです。
これからは、レザータイプの白スニーカーのお手入れ方法を分かりやすく説明していきます。
ちょっとの汚れは消しゴムタイプのクリーナーで落とす
最近では、革靴の汚れ落とし専用の消しゴムが販売されています。
使用方法はとっても簡単!消しゴムを使うように汚れた部分を擦ると汚れが落ちます。
なかには、文房具の消しゴムを使うという方もいますが、革が痛む可能性もありますので専用のものを使いましょう。
また、ソールのゴムの部分の汚れは、キャンバススニーカーと同じく消しゴム、アルコールスプレーやメラミンスポンジを使って汚れを落とすことができます。
コロニル ソフトガミ
http://cocomeister.jp/store/g/g95514051/
革靴専用の消しゴムは、いくつかのメーカーから出ていますが、こちらのコロニル ソフトガミは世界100か国で使われているドイツのザルゼンブロッド社のトップブランド「コロニル」のケアアイテムです。
全体的な汚れはレザー用クリーナーで落とす
気になる汚れは、部分的にケアしていても履いていくうちに全体的に汚れが気になってくるものです。
そんな時は、スニーカークリーナーを使ってきれいにしましょう。
スニーカークリーナーは靴の素材によって使い分けるようになっているので、レザー用のものを使いましょう。
【手順】
- ブラシでホコリなどを落としておきます。
- クリーナーを靴全体に付け、10~20秒そのままにします。
- 汚れが浮き上がってきたら、柔らかい布などで汚れを拭き取ります。
- 仕上げに乾いた布で拭き上げます。
クリーナーはムースタイプが扱いやすくおすすめです。
シミの原因になる場合があるので、クリーナーは拭き残しのないようにしましょう。
水洗いはレザー用洗剤を使えばOK
「レザーの靴を水洗い?」と不安になる人も多いと思いますが、洗えないことはないのです!
レザー専用のシャンプーを使って水洗いをしましょう。
【手順】
- ブラシでホコリなどを落としておき、ひもや中敷きは外しておきましょう。
- 水を張ったバケツにさっと靴をくぐらせます。
- 水から出し、レザー専用シャンプーを靴につけ、柔らかい布やスポンジで擦ります。
- ぬるま湯でよくすすぎ、乾いたタオルなどで水気をしっかり拭き取りましょう。
- 陰干しし、乾いたら革用クリームを塗って仕上げましょう。
※合皮(ポリウレタンなどの合成皮革)の場合は、何度も水に浸けると革が固くなり劣化してしまうので、洗うペースを考えて、汚れのひどい時だけ水洗いをするようにしましょう。
革の靴でも使える洗剤として有名なのは、こちらの2つの商品です。
columbus(コロンブス)スニーカーケアシャンプー Leathers & All materials
https://goo.gl/VSBVSh
JASON MARKK(ジェイソン マーク)プレミアムシュークレンザー
https://goo.gl/hWmbmj
プロの腕でお手入れの失敗を回避!
レザーのお気に入りのスニーカーを自分で水洗いして、失敗してしまったら悔やんでも悔やみきれないですよね。
そんな時は、プロにお任せするのも1つの手です。
クリーニングだと、表面の汚れ落としだけではなく、傷の修復、カビやニオイ除去、補色などのケアもしてくれます。
そしてなによりもプロが行いますので、靴のダメージが少ないということです。
お気に入りのレザーの白スニーカーの汚れや傷、ニオイなど気になるようでしたら、靴クリーニング店に出してみてはいかがでしょうか?
靴クリーニング・丸洗いの宅配「くつリネット(Lenet)」
http://www.kutsulenet.jp/
白スニーカーを汚さない!汚れ防止方法3つ
汚れを落として清潔感あふれるスニーカーになったら、ぜひやっておきたいのが汚れ防止対策です。
ひと手間かけることで、汚れがつきにくくなり、、後のお手入れも楽になります。
汚れ防止対策は、スニーカーを買ったらまずやっておくといいですね。
汚れるのが嫌で白スニーカーを敬遠している人もいるかもしれません。
ここでは身近なものでできる汚れ対策をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
防水スプレーをかける【キャンバス・レザー】
防水スプレーは、水だけではなく汚れもつきにくくする優れものです。
使い方は簡単で、履く前に靴全体にまんべんなくスプレーするだけ。
スプレーをする時は、下に新聞紙などを敷いて、屋外で行いましょう。
また、靴を左右揃えてスプレーすると重なった部分に成分がいきわたらない場合もあるので、片方ずつスプレーをしましょう。
スプレーをしたら永久的に効果が続くわけではなく、段々効果は薄れてきます。
2、3回履いたら1度はスプレーをして白さをキープしましょう。
COLUMBUS(コロンブス) 防水スプレー アメダス1500
https://goo.gl/9Lziio
今や防水スプレーは100円ショップでも販売されていますが、スプレーによっては使用できない素材がありますので、きちんと確認をしてから購入しましょう。
こちらは、COLUMBUSの防水スプレーです。
このスプレーは、キャンパス地にもレザーにも使えます。
蝋(ろう)を塗る【キャンバス】
引き出しに使っていないろうそくはありませんか?
防水スプレーと同じ効果を発揮してくれるのがろうそくです。
ろうそくをキャンパス地に塗り付けて、ドライヤーの温風をあてるだけで防水と汚れ防止ができます。
また、ろうそくを使うことでの最大のメリットは、1度塗っておくと効果が長続きするところ。
なにより、お財布に優しいのもうれしいですね。
1か所につき15回程度ろうそくを塗りましょう。
ここでのポイントは必ず、白色のろうそくを使うこと。
色付きのろうそくは色移りする可能性が高いので、使わないようにしましょうね。
ベビーパウダーをつける【キャンバス】
「赤ちゃんの肌用」、「ナチュラルメイクの仕上げ」などに使うイメージが強いベビーパウダーですが、じつは汚れ防止にも役立つのです。
よくYシャツの袖口や襟にベビーパウダーを叩いておくと黄ばみや黒ずみが付きにくいなどと言われていますね。
それと同じ原理がスニーカーにも応用できるのです。
使い方はとっても簡単!キャンパス地にベビーパウダーをパタパタと叩き込むだけ。
叩き込むことで目の細かいパウダー粒子がキャンパス地に入り込んで、ほこりや泥などの汚れの侵入を防いでくれます。
白スニーカーを白いままキープ!キャンバス、レザースニーカーのお手入れ方法まとめ
いかがでしたか?
白スニーカーを白いままキープするのは難しい!と思っていた人も多いと思います。
しかし、ちょっとしたひと手間で白さが長続きしたり、汚れが簡単に落とせたりと、思ったほど難しくはないなと感じた人も多かったのではないでしょうか?
スニーカーを履いた時に白いと気持ちがいいものです!
ぜひ、今回のお手入れ方法を取り入れて白スニーカーでおしゃれを楽しみましょう!
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