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更年期の生理不順や不正出血の原因は? 閉経までの変化と7つの対策法

 2018/08/24 更年期 健康 女性ホルモン
 

更年期になると、生理の量が減ったり期間が短くなったり…若い頃とは違った生理の悩みが増えてきます。生理の回数が減ってきたら、そろそろ閉経??と心配になったり、生理でない日の突然の不正出血に戸惑うことも…。
そんな心配を減らすためにも、更年期の生理不順と不正出血について、しっかり理解しておきましょう。生理は体からの大切なサイン。しっかり自分の体と向き合って、更年期対策をしましょう!

更年期に向けて生理の変化

更年期は閉経前後5年位、だいたい40代半ば頃から始まると言われています。その症状は、まず生理に現れてきます。個人差はありますが、だんだん生理の周期が短くなり、次は逆に周期が長くなり、次第に回数が減っていきます出血量も変化してきて、量が増えたり減ったりし、不正出血が起こることもあります

生理不順や不正出血…更年期に生理が変化する原因は?

出典:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/30_kounenki/

更年期による生理不順や不正出血の原因は、卵巣機能の低下によるものです。上の図のように、卵巣から分泌される女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌量は卵巣機能の低下により40歳前後から徐々に減少していきます。そして、更年期に差し掛かるとその量は急激に減少します。このホルモンのバランス崩れが生理不順などを引き起こしていくのです。

生理周期が短い、生理が長い…閉経までの変化のパターン

更年期の卵巣機能の低下により閉経していくパターンとしては下の図のように、基本的にまず生理周期が短くなる頻発ひんぱつ月経から始まります
さらに卵巣機能が低下していくと、月経が8日以上続く過長月経になることもあります。このときの月経は、排卵のない無排卵性出血(機能性出血)のことが多いです。
そして月経周期が39日以上と長くなる稀発きはつ月経になり閉経していきます

生理の変化には個人差があり、頻発ひんぱつ月経や過長月経や稀発きはつ月経の順が変わったり、頻発ひんぱつ月経からいきなり閉経になる人もいますが、1年以上生理がこなくなったら閉経とみなします
また、閉経が近づき排卵が起こらなくなると機能性出血といい、月経とは違う不正出血が起こることがあります。個人差はありますが、量が減らずにダラダラと出血が続く場合は器質性出血といい、子宮がんや子宮筋腫の可能性があるので、婦人科を受診するようにしましょう

閉経とは?閉経になる年齢は何歳くらい?

下の表によると、月経が乱れ始めた平均年齢は48.1歳、50歲から53歲までの間に閉経する人が多いです。しかし、最近ではストレスやダイエットなどの影響で30代で早期閉経を迎える人もいます。

出典:https://www.sofy.jp/ja/advice/womens-diseases/02.html

早期閉経の恐れもある!若年性更年期障害について詳しくはこちらの記事を

 

更年期に生理が来ない!これって妊娠?閉経?

近年は平均出産年齢も上がっている傾向にありますが、40代にもなってくると妊娠の確率はぐっと減ってきてしまいます。それは卵巣の中の卵子の元になる卵胞の数が減ってくるからです。
生理はきていても排卵していないと妊娠はできません。そんな中、閉経に近づき生理が不順になってくると妊娠なのかな?と思ってしまう方もいるかもしれません。
排卵しているかを調べるには基礎体温をつけるとわかります。高温期が来なければ排卵していないということになります。しかし、確実に知るためには病院に行けば、ホルモン数値で閉経かどうかを判断することもできます。1年以上生理が来なくてホルモン数値が基準よりも低ければ閉経したと言えるでしょう

閉経後はおりものの量も減る?

おりものは個人差もありますが、通常は排卵の時と生理前に増えることが多いです。しかし、閉経に向けておりものの量は減っていき、閉経後のおりものの量はさらに減ります更年期になっておりものの量が増えた、色がいつもと違う(茶色、黄色、黄緑色など)ときは病気の可能性もあるので婦人科の診察を受けましょう。

これって不正出血?生理との見分け方

更年期の生理周期は長かったり短かったりと乱れます。
でも、まだ閉経を迎えておらず終わったかな?と思ったらまた出血があったり、不順なときは生理なのか不正出血なのか自分ではなかなか判断ができませんよね。不正出血の場合、膣炎や子宮がん、子宮筋腫の可能性がありますまた、閉経後の出血もほとんどが不正出血です。病気の可能性があるので症状がある場合は病院を受診しましょう

基礎体温や排卵検査薬でチェック

閉経すると排卵もなくなります。排卵の有無を調べることで閉経したかどうか見当をつけることができます。
基礎体温を測り、高温期があると排卵していることになります。また妊娠しやすい日を調べるための排卵チェッカーも、排卵が起こっているかを調べることができます。
確実に調べたい方は病院で検査してもらうことをおすすめします。病院では女性ホルモンの元になるエストラジオールの濃度を調べる検査や、卵巣に刺激を与える卵胞刺激ホルモンの濃度を調べる検査、卵巣の状態や卵子がどれくらい残っているかなどを調べることができます。

機能性出血は自然に治まることが多い

機能性出血は更年期にある症状で、ホルモンによる月経のコントロールが変化することにより起こる不規則な出血です。更年期だけではなく若い世代にもストレスなどで起こることもあり、自然に治まることが多いです。

器質性出血は病気の可能性があるので病院へ

閉経に近づくにつれて生理周期は不定期になってきますが、ダラダラと長く続く出血は原因となる病気などが存在する器質性出血の可能性があります
器質性出血は子宮筋腫や子宮がんの症状の可能性があるので症状に気づいた場合はすぐに病院を受診しましょう。

出血が長引いたり腹痛がある場合は子宮内膜症や子宮がんの恐れも

前に紹介したようにダラダラと長引くような出血は子宮筋腫や子宮がんの症状の可能性があります。また生理の経血の量が増えたり下腹部痛や貧血などの症状も子宮がんや子宮筋腫の症状なので、月経痛がひどいな、貧血気味だな、など普段と違う症状がある時は注意しましょう。

更年期の生理不順、不正出血を乗り切る7つの対策法

規則正しい生活で自律神経を整える

睡眠不足や食生活の乱れもホルモンバランスを崩し生理不順や更年期症状を悪化させることがあります。規則正しい生活習慣を身につけ、自律神経を整えましょう。

適度な運動を行う

有酸素運動が更年期症状の緩和に効果があることも分かってきています。また、運動不足になると低体温になり、代謝不良や血行不良になりやすくなります。低体温の主な原因は極端な食事制限と筋肉量不足なので、適度な運動をして筋肉量を増加していきましょう。

バランスのとれた食生活を

更年期障害の症状には、疲労回復の効果があるビタミンB群や大豆製品などを摂取すると良いでしょう。特に大豆製品に含まれるイソフラボンという成分は、植物エストロゲンと呼ばれ、更年期や生理の症状を軽くしてくれるので積極的にとると良いでしょう。

更年期の生理不順を楽にする方法については、こちらの記事も読んでください。

 

旅行など生理を避けたい日はホルモン剤で調整することも

更年期の生理は不順なので生理日の予測がなかなか難しいですよね。旅行などのイベントで生理になるのをどうしても避けたい日は、女性ホルモン剤や低容量ピルなどを服用することによって生理の日にちを調整することができます。
他にも、更年期障害により不足してきたホルモンを補充するホルモン補充療法(HRT)というものがあります。基本的にはエストロゲンと黄体ホルモンの2種類を使う更年期障害の症状の根本治療であり、飲み薬、塗り薬、貼り薬があります。体の状態により使用法が違いますので、自分の体に合った治療法で役立てましょう。

布ナプキンが更年期の人にもおすすめ

布ナプキンとは、聞いたことはあっても使ったことがないという人が多いのではないでしょうか。実は何度も使い回せて着け心地も良く、冷え性にも効果的と、良いことがたくさんあると最近人気です。
使い捨ての紙ナプキンだとそのまま捨てられて楽ですが、布ナプキンは肌のかゆみ・かぶれが軽減されたり匂いが少ないというメリットもあります。更年期のダラダラ続く生理や、いつ起こるかわからない不正出血対策に利用している人も多いそう。
また、いぼ痔などに悩む人も布ナプキンは使いやすいという口コミもあります。

布ナプキンについて詳しくはこちらの記事を読んでください。

 

漢方薬や命の母などの市販薬を摂り入れる

病院で受ける更年期治療には、よく漢方薬が使用されます。ドラッグストアでも買える更年期対策として摂り入れられる市販薬を紹介します。

更年期治療に用いる漢方薬

加味逍遙散かみしょうようさん 月経異常や更年期障害など女性特有の症状によく用いられる産婦人科の3大漢方薬の一つです。体力が普通か、あまりない人ののぼせ、肩こり、めまい、足冷えなどの不定愁訴と呼ばれるさまざまな症状に効果があります。
桂枝茯苓丸けいしぶくりょうかん 血の滞りからくる不調、瘀血おけつを改善することでよく用いられる産婦人科の3大漢方薬の一つ。体力が比較的ある方で、のぼせやすいのに足が冷える、月経異常、肩こり、頭痛、めまいなどの更年期症状に効果があります。
桃核承気湯とうかくじょうきとう 体力が比較的ある方で便秘がちの方の処方にも使われる漢方薬。月経痛、月経不順のぼせ、肩こり、頭痛、めまい、冷え、不安、不眠などの症状に効果があります。
当帰芍薬散とうきしゃくやくさん 体力があまりない方に、冷え、貧血、頭痛、むくみ、疲労感、月経不順などに効果があります。血行を良くし、水分代謝を整え体の余分な水分を排出してくれます。
温清飲うんせいいん 体力が普通で、皮膚がカサカサし色艶が良くない方やのぼせる方に使用されます。月経不順、イライラ、不眠などに効果があります。

 

更年期障害の症状改善薬 命の母A

小林製薬 命の母

更年期治療薬としてCMでもお馴染みの命の母。漢方医学の「気」「血」「水」のバランスを整える13種類の生薬が配合されています。また、新陳代謝、疲労回復の効果があるビタミンB群や抗酸化作用のあるビタミンE群、骨の材料になるカルシウム、代謝を助けてくれるタウリンなどがバランスが良く配合。更年期障害特有のイライラや急な汗、倦怠感、肩こり、ホットフラッシュや頭痛などの諸症状に対して効果が期待できます。

エクオールサプリで更年期症状を緩和する

エクオールとは、大豆イソフラボンが腸内細菌によって変化して体内で作られる成分。スーパーイソフラボンとも呼ばれ、女性ホルモンととてもよく似た働きをしてくれ、更年期症状の軽減に効果が期待できるとして注目の成分です
しかし、近年の研究結果では2人に1人しか体内でエクオールを作れないことが分かってきました。また腸内環境が悪かったり、生活習慣が乱れているとエクオールがうまく作られないこともあります。誰でも効果的にエクオール効果を得ることができるのがエクオールのサプリメントになります。

おすすめのエクオールのサプリメントについて詳しくはこちらの記事を読んでください。

 

生理不順は更年期の始まりのサイン!自分の体と向き合って不調知らずに!

更年期は知らないうちにやってきます。個人差もあるので早い人や遅い人、症状もさまざまです。誰にでもくるものなのでしょうがない、我慢すればいずれ終わる、などと辛いのを我慢せずに、閉経に近づいてきて生理に変化が現れたら一度自分の体と向き合いましょう。

更年期の生理不順や不正出血、更年期症状の緩和対策

  • 生活習慣、バランスのよい食生活、適度な運動を心がける
  • 症状が気になる場合は病院で診察を
  • 我慢せずに自分に合った漢方や市販薬、エクオールサプリメントの力を借りる
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