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更年期からの生理の変化は?更年期の生理不順を楽にする5つの方法

 2018/07/22 更年期 健康 女性ホルモン
 

40代に入って、生理の変化に気づく方も多いのではないでしょうか。年齢的にもそろそろ更年期に入る頃かもしれません。
生理が短くなった、長くなった、量の多い少ない、人によって症状はさまざま。
自分の生理は異常?と不安になる前に、きちんと生理について知っておくことが大切です!
生理の変化は体からの大事なサイン。きちんと理解して更年期を健康で笑顔で過ごしましょう。

これって更年期?40代からの生理の変化

一般的には更年期とは閉経の前後5年ずつの約10年のことを指し、40代半ば頃から始まっていきます。近年では更年期の若年化も進んでいて、30代から更年期障害の症状が出てくる人もいます。反対に、50代半ば頃になって始まる人もいたり、個人差があります。
更年期障害とは、イライラや不安感、顔のほてりや頭痛、自律神経の乱れや尿漏れなどさまざまな症状があげられますが、生理にも変化が出てきます。個人差はありますが、40代で生理の周期が短くなり始め、次は周期が長くなり、次第に回数が減るという人が多いといわれています。また、出血量も不安定になり、時には不正出血もあります

更年期に生理が乱れる原因は?

女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があり、脳から指令を受けて卵巣で分泌します
更年期の生理や生理周期の乱れは、この卵巣の老化による機能の低下により起こり始めます卵巣機能の低下により、脳からは女性ホルモンを作りなさいと指令が出ているのにもかかわらず、作ることが難しくなり、次第にホルモンバランスが崩れ、生理が乱れていくのです。

更年期の月経周期の変化

加齢によりホルモン分泌が減少し、更年期の生理は周期や出血量が変化して閉経に向かっていきます。もちろん個人差はあるので全員同じように閉経に向かっていくわけではありませんが、代表的なパターンをご紹介しましょう。

月経周期が短くなる(頻発月経ひんぱつげっけい

更年期の月経の変化は、生理が短くなることから始まります同時に月経量も少なくなり、日数も減少傾向に
月経が短くなる理由としては、卵巣機能の低下により卵子の元となる細胞の卵胞数が減り、女性ホルモンのエストロゲンを分泌する量が減っていきます。すると、脳からエストロゲンを作りなさいと指令が出されます。これが卵胞刺激ホルモンです。そして一時的に卵巣が刺激され卵胞の発育が早くなり、月経から排卵までの期間が短くなります。
この時期にはまだ排卵している可能性がありますが、極端に短い15日~19日の周期で月経がくる場合は排卵していない可能性が高いといわれています

ダラダラ続く生理…月経周期が長い(過長月経)

さらに卵巣機能が低下してくると、月経周期の変化にかかわらず、月経の出血期間が8日以上続く過長月経が起こることがあります
プロゲステロン(黄体ホルモン)の働きで子宮内膜が厚くなり、受精卵が着床する準備をします。妊娠しなかった場合、プロゲステロンの分泌が止まり、子宮内膜がはがれ体外に排出されるのが月経です。しかし、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が減ると、エストロゲン(卵胞ホルモン)だけが少量分泌されます。これにより、子宮内膜が厚くなる前にはがれ落ちてしまい生理が起こってしまうので、排卵がない機能性出血が多いです。

これって閉経?生理が来ない(稀発月経きはつげっけい

閉経する前には月経周期が39日以上と長くなり、2ヶ月に1回などとかなり回数が減ってきます。最終月経から1年生理が来ないと閉経したとみなしますが、閉経したかどうかを調べる方法もあります。

① 基礎体温
排卵期には基礎体温が上昇する高温期になりますが、閉経すると、この高温期がなくなります。しかし、基礎体温の変化には個人差があるので完全に判断できるものではありません。
② ホルモン検査
FSH血液検査で、卵巣内の未熟な卵子を刺激する卵巣刺激ホルモンの血中濃度を測る方法です。
③ AMH血液検査
AMHという発育途中の卵胞から分泌されるホルモンの数値を調べます。この値は卵巣内にどの位卵の数が残っているかが分かる値で、この値が低いと閉経が近づいていると判断されます。しかしこの検査には基準値がないため、年代別の平均との比較で判断することになります。

更年期の生理の量の変化

個人差はありますが、更年期に入ると多くの人は生理の量が徐々に減っていきます
生理の量には病気のサインが潜んでいる可能性もあるので、更年期には特に注意して観察する必要があります。

止まらない!生理の量が多い

夜用のナプキンでも足りないほどの大量の出血や、レバー状のものが出たりする場合は、何らかの病気が原因の出血ということもあるので、更年期による生理の乱れと決めつけてはいけません。子宮筋腫や子宮がんの可能性もあるので、早めに病院を受診しましょう

生理の量が少ない

更年期に入ると経血の量が少なくなるため、正常な鮮やかな赤色から茶色や黒っぽくなります。これはうまく排出されなかった経血が時間が経ち酸化し変色するためです。
また、閉経前にはおりものの量も減ってきますが、おりものの量が増えたり色に変化があった場合は、不正出血が混ざっている場合(茶色)や膣炎(黄色、黄緑色)になっている可能性があるので、早めに病院を受診しましょう。

血の塊が出る

更年期には、卵巣機能の衰えにより女性ホルモンの分泌が減少します。ホルモンのバランスも不安定で、プロゲステロン(黄体ホルモン)が減少し、エストロゲン(卵胞ホルモン)だけがまだ働いていると、エストロゲンの働きが強くなり、子宮内膜が厚くなることがあります。これが原因で生理中の経血の中に血の塊やレバー状の塊が出ることがあります。
また、子宮の血行が悪くなると、サラサラした血ではなくドロドロしたものになるため塊として出てきてしまうことがあります。
なかには子宮筋腫や子宮腺筋症などの病気が原因で月経量が多くなり、血の塊やレバー状になることもあります。自己判断せずに異変があったときは病院に行きましょう。

これって治療が必要?更年期の生理の異常

閉経に近づくにつれて、通常の月経とは違う月経不順や不正出血が多くなります。更年期による生理の変化なら、だんだんと経血量が減っていきます。しかし長期間ダラダラと続くような出血には器質性出血とよばれる子宮筋腫や子宮内膜症、子宮がんによる出血の可能性があるので、すぐに婦人科を受診しましょう

更年期の生理の不順を楽にする5つの方法

更年期による生理不順や体調不良は個人差があるにしろ、避けては通れないもの。原因は分かっていても女性にとってはつらい時期ですよね。そのつらさが少しでも楽になるようにできることや治療法をご紹介します。

婦人科でホルモン補充療法(HRT)を受ける

更年期により低下してしまった女性ホルモンエストロゲンやプロゲステロンを補う療法です。この療法には閉経しているか(閉経後どれくらいたっているか)、子宮の状態、出血を望むかにより、投与法に3種類のパターンがあります。

*周囲的併用投与方
エストロゲンを毎日服用し、プロゲステロンを半月併用する方法。
プロゲステロンを飲み終わった後、生理のような出血が周期的に起こります。
子宮がある人に一般的に用いられるHRT処方です。

*持続的併用投与方
エストロゲンとプロゲステロンの薬を毎日服用する方法。
閉経後数年経過し、周期的出血を望まない人に適している処方です。

*エストロゲン単独投与
エストロゲンだけ毎日服用する方法。子宮を摘出した人はこの処方を行います。

バランスの良い食生活

40代半ばを過ぎると閉経が近づき、骨、代謝の変化により脂質異常脂質症や骨粗鬆症を引き起こすことがあります。そのためバランスの良い食生活を心がけましょう。
おすすめしたいのが大豆製品。女性ホルモンの働きをしてくれる大豆イソフラボンが含まれているのはご存知の方も多いはず。そのほかにも腸内環境を整えてくれる食物繊維やオリゴ糖、骨を強くするカルシウムも含まれています。

大豆イソフラボンについては、こちらの記事も読んでみてください。

無理のない程度に運動をする

近年では、有酸素運動が更年期障害の緩和に効果があることも分かってきています。有酸素運動を行うことで体力の維持増進、酸素利用率の増加、脂肪代謝の促進の効果があり、生活習慣病の予防にもなります。1週間に3~4日、1日あたり30~60分程度行えるのが理想的。日頃運動してない人は無理をせずにできる範囲で行っていきましょう。

エクオールサプリを飲む

女性ホルモンの働きをしてくれる大豆イソフラボンは、腸内細菌によって体内でエクオール(スーパーイソフラボン)という物質に変換されます大豆イソフラボンが体内でエクオールに変換されることで、女性ホルモンの崩れをサポートし、更年期症状の緩和に役立つと期待されています
しかし、このエクオールは体内で自力で作れる人と作れない人がいます。日本人の2人に1人は体内でエクオールを作ることができません。そのためサプリメントで摂取すれば体内で作れない人も安定してエクオールの効果が望めます。
また、エクオールは腸内環境や生活習慣の乱れによっても、その産生量に変化があるので、サプリメントで摂取することで安定してエクオールの恩恵を受けることができます
エクオールサプリについて詳しくはこちらの記事を読んでください。

アロマテラピーで香りを楽しむ

アロマテラピーは、香りを楽しんだり、リラックスしたり、病気の症状の緩和などの効果をもたらします。
例えば、クラリセージには女性ホルモン作用がある成分が含まれており、抗不安、鎮静、鎮痛などの効果があります。ディフューザーを使ったりキャリアオイルと混ぜて腹部や首周りをマッサージましょう。
ローマンカモミール火照りやイライラや怒り、不安などを和らげ安眠効果もあります。お肌の健康にも効果がありクラリセージと併用しても良いでしょう。ディフューザーを使ったり、直接吸入、キャリアオイルと混ぜて全身をマッサージします。
他にもたくさんのアロマオイルがあり、上手に利用することで更年期障害に伴うさまざまな症状に対して効果を発揮するといわれています。

更年期世代こそ体チェックは入念に!生理は1つのサインです

近年では更年期障害が若年化しつつあり、多くの世代にとって身近な問題となっています。しかし、正しい知識と早めの対策で、その症状を緩和することができます。
更年期障害の症状は個人差もあるので判断が難しいかもしれませんが、無理せずに上手く付き合いながら快適な生活を送りましょう。

  • 生理の変化は更年期のはじまりのサイン。いつも以上に自分の生理や体の状態のチェックはこまめにする
  • 生活習慣や食習慣の改善、運動を習慣づけるなど、できることは無理なく早めに
  • 異変があったら病気の可能性もあるので、まずは病院に行って医師の判断を!
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