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更年期障害の強い味方「エクオール」の効果とは?気になる副作用も徹底調査

 2018/03/18 更年期 健康 女性ホルモン
 

ツライ更年期障害の緩和で話題のエクオールですが、エクオールに期待されている効果は更年期障害だけにとどまりません。女性ホルモンとよく似た働きをするエクオールは、女性ならではのお悩みを幅広くカバーしてくれる可能性があります。骨粗しょう症やメタボ、若い女性にも身近なPMSにだって効果を発揮するかもしれないんです。そして気になる乳がんとの関係は?
今回はエクオールが今後もたらすと予想されている効果のホントのところを徹底解説。効果だけでなく副作用についてもしっかりとご紹介していきます!

エクオールを効果的に取り入れて、あなたを悩ませるその症状を改善してみませんか。

エクオールって一体なに?


エクオールとは、大豆イソフラボンから作られる物質のことです。

構造が女性ホルモンのエストロゲンに似ていることから、エストロゲンに近い働きをしてくれると言われています。

つまり、女性の健康づくりに役立つことが期待されているのです。

エクオール=大豆イソフラボン × 腸内細菌

エクオールは、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインという成分が、腸内細菌によって代謝されることで作られます。

体内で作られたエクオールは、エストロゲンに近い働きをしてくれます。

エストロゲンといえば女性ホルモンのひとつ。エクオールの効果を知るには女性ホルモンの話からしないといけません。

エクオールと女性ホルモンの関係

アラフォー女性なら気になる女性ホルモンの話。

エクオールの恩恵を知るには女性ホルモンの働きを知っておく必要があります。

女性ホルモン=「エストロゲン」&「プロゲステロン」

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2つの種類があります。

エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、月経1日目から排卵までの期間に卵巣から分泌されます。

血管を拡張して熱を発散させる作用があるため、エストロゲンが多く分泌される期間の基礎体温は低温期となり、この時期を卵胞期と言います。

また乳腺を刺激し、排卵を促して子宮内膜を増殖させます。

これは、妊娠のための準備のひとつ。

他にも、エストロゲンには以下のような働きがあります。

  • 肌の新陳代謝を促す
  • カルシウムの吸収を助けて、骨を丈夫に保つ
  • 血中の善玉・悪玉コレステロール値を正常化し、動脈硬化を抑制する

このような働きがあることから、エストロゲンは「美のホルモン」と言われています。

そしてこのエストロゲンが、エクオールと深い関係があるのです。

一方、プロゲステロンは、黄体ホルモンとも言われ、排卵後から次の月経が始まるまでの期間に卵巣から分泌されます。

脳の体温中枢に働きかけて体温を上げる作用があるため、プロゲステロンが多く分泌される期間の基礎体温は高温期となり、この時期を黄体期と言います。

プロゲステロンには、以下のような働きがあります。

  • 乳腺を発達させる
  • ホルモンバランスを調整する
  • 血糖値を正常にする

また妊娠中には、増殖した子宮内膜に受精卵が着床しやすいように状態を整えて、妊娠を継続させる働きもあります。

このような働きから、プロゲステロンは「母のホルモン」とも言われています。

この2つのホルモンが上手に働くことによって、私たち女性は美と健康を維持することができるのです。

そっくり!エクオールとエストロゲンの構造

出典:https://ko-nenkilab.jp/equol/about01.htmlエクオールとは|更年期ラボ(大塚製薬株式会社)

上の構造式を見ると、エクオールの構造はエストロゲンとよく似ていることが分かります。

分子は、構造が似ていると、働きも似る性質を持っています。

分子構造がそっくりなエクオールとエストロゲンが似た働きをするのも納得できますね。

エクオールの持つ女性ホルモンのような作用

エクオールには、主に次のような作用があると言われています。

  • エストロゲン様作用…エストロゲンの減った体内で、エクオールがエストロゲン受容体に入り、エストロゲンに近い働きをしてくれます。
  • 抗エストロゲン作用…体内でエストロゲンが多く分泌されている際に、過剰なエストロゲンの働きを抑えてくれます。
  • 抗アンドロゲン作用…アンドロゲンとは、男性ホルモンの総称です。過剰なアンドロゲンの働きを抑えると考えられています。
  • 抗酸化作用…体内での酸化を防ぎ、シミの改善や美白効果が期待できるとされています。

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「エストロゲン様作用」と「抗エストロゲン作用」って矛盾してない?
エクオールには「エストロゲン様作用」と「抗エストロゲン」という相反する作用があります。「エストロゲンに似た働きをするのに、抗エストロゲン作用もあるって矛盾してない?」と思いますよね。

体内でエストロゲンの分泌量が多すぎたとき、エクオールはエストロゲンの受容体に結合して、過剰なエストロゲンの働きを弱めてくれます。

つまりエクオールは、エストロゲンが足りない時も多すぎる時も活躍してくれるのです。

出典:エクオールと女性の健康|NPO法人 女性の健康とメノボーズ協会

【ヘルスケア編】エクオールのすごい効果


前章では、エクオールの主な作用について紹介しました。

では、エクオールは具体的に私たちの健康づくりにどう役立つと考えられているのでしょうか?

更年期障害の緩和


【更年期障害とは?】
更年期障害とは、閉経の前後約10年に女性ホルモンの分泌低下に伴って現れるさまざまな身体的・精神的症状です。

【症状】
症状の現れ方は、人によって千差万別です。
症状が重い人や軽い人、あまり感じない人もいます。
更年期障害の症状には、急速に現れる症状と、数年後に現れる症状があります。

  • 早発症状(エストロゲンの低下に伴って急速に現れる症状)
    のぼせ、ほてり、冷え症、発汗異常、動悸、めまい、抑うつ気分、イライラ感、不眠など
  • 遅発症状(閉経後、数年~10年以上経ってから発生する症状)
    性交痛、尿失禁、皮膚の乾燥感、腰痛など

【原因】
主な原因は、エストロゲンの分泌が低下することです。
しかし、エストロゲンの分泌低下だけでなく、社会的・環境的要因や、心的ストレスなどもからみ合って起こると考えられています。

【エクオールの可能性】
更年期障害の治療は、一般的に以下のような方法があります。

  • ホルモン補充療法…欠落したエストロゲンの補充を行うのが基本です。
  • 漢方薬の使用…エストロゲン依存性の腫瘍や血栓があり、ホルモン補充療法ができない場合などに適用されます。
    ホルモン補充療法と併用する場合もあります。
  • カウンセリング…心理的・精神的な状況を改善することによって、症状の緩和を目指します。

更年期障害を緩和させるには、欠落したエストロゲンの働きを補うことが大切です。

しかし、腫瘍などによってホルモン補充療法ができない人もいます。

このような人にも適用できる可能性があるのが、エクオールです

エクオールがエストロゲンに似た働きをすることによって、不足したエストロゲンの働きを補うことができると考えられます。

まだ実際に治療法としては確立されていないものの、今後の治療への活用が期待されています。

骨粗しょう症の予防


【骨粗しょう症とは?】
骨量の減少や、骨の微細構造の劣化によって骨がもろくなり、骨折の危険性が高まる病気です。
骨量は、男女ともに20~30代をピークに自然と減っていきます。
40代から骨粗鬆症は発生し始めて、閉経を境に急増します。
60代では約3割、80代ではなんと6割の人が骨粗しょう症だと言われています。

【症状】
初期段階では、ほとんど症状がないのが特徴です。
進行すると腰痛や背部痛、骨折による身長の低下などが起こる場合があります。

【原因】
以下のような要因が挙げられます。

  • 加齢による女性ホルモンの分泌低下…エストロゲンには骨を丈夫に保つ働きがあります。
    エストロゲンの分泌が低下すると、骨がもろくなる危険性が高まります。
  • 無理なダイエットによる栄養素の不足…特にカルシウムが欠乏すると、骨粗しょう症を引き起こす原因になります。
  • 母親が骨粗鬆症である…骨粗しょう症は、遺伝的な要素からも影響します。

【エクオールの可能性】
主に加齢や生活習慣が原因である場合は、閉経後などに起こるエストロゲンの分泌低下が大きく関わっています。
そのため、不足したエストロゲンの働きを補うことが、骨粗しょう症を予防する上で重要になります。

そこでエクオールがエストロゲンに近い働きをすることによって、骨の吸収を抑えて、骨がもろくなるのを防ぐ可能性があると予測されています。

PMS(月経前症候群)の改善


【PMSとは?】
PMS(premenstrual syndrome)は月経前症候群とも呼ばれ、月経前3~10日間に続く精神的または身体的症状です。
排卵の後、月経まで症状が長く続くことが特徴です。
20代前半~閉経までの約1割の女性に起こると言われています。

また、PMSは起こる人と起こらない人がいます。
さらに、症状の程度も人それぞれです。
そのため、症状がひどい人はその辛さを周囲になかなか理解してもらえず、苦しむことも少なくないのが現状です。

【症状】
PMSの症状は、身体的症状と精神的症状があります。

  • 身体的症状…腹部膨満感、肩こり、頭痛、むくみ、体重増加、便秘など
  • 精神的症状…イライラ感、怒りっぽい、無気力、集中力の低下など

【原因】
PMSの原因はまだはっきりと解明されていません。
黄体期の後半にエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が急低下し、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが原因ではないかと考えられています。
しかし、脳内のホルモンや神経伝達物質は女性ホルモンだけでなく、ストレスなどの影響を受ける場合もあります。

【エクオールの可能性】
PMSは原因がはっきり分かっていないため、根本的な治療法は確立されていません。
そのため現在行われている治療は、症状に応じた対処治療が基本です。
その対処治療に役立つのではないかと言われているのが、エクオールです。

エクオールがエストロゲンの働きを補うことによって、エストロゲンの急激な分泌低下による神経伝達物質や脳内ホルモンの異常を防ぐ可能性があるのです。

便秘改善


【便秘とは?】
便中の水分が不足して硬くなる、または通り道である腸管が狭くなることで排便が困難もしくはまれな状態です。

通常は1日1~2回の排便があります。
しかし、2~3日に1回の排便でも排便状態が普通であり、本人が苦痛を感じていなければ便秘とは言いません。
ただし、3日以上排便がなければ便秘症と考えます。

便秘は、男性より女性に多いことが特徴です。
女性に便秘が多い理由として、以下のような説があります。

  • 便を送り出す力が弱い…腹筋などの筋力が弱いことが原因に挙げられます
  • 大腸が骨盤内に落ち込みやすい…便が通過するのに時間がかかり、大腸から水分が吸収されて硬くなることで、通過しにくくなります
  • プロゲステロンの作用…大腸からの水分吸収を促進させたり、大腸の動きを抑制する作用があるため、便の通過が悪くなりやすいです

【症状】
便通不良になるだけではありません。
腸の内容物の腐敗が進むと有害物質が形成されます。
すると、以下のような症状が現れることがあります。

  • 下腹部の不快感
  • 膨満感
  • 腹痛
  • 悪心(吐き気)
  • 嘔吐

【原因】
以下のような原因があります。

  • 不規則な食事・生活…自律神経が乱れ、便秘の原因になります
  • 食物繊維、水分、脂質などの摂取不足…食物繊維は便量を増やし、水分は便をやわらかくします
    また、脂質に含まれる脂肪酸は、大腸を刺激します
  • 便意を我慢する習慣…大腸の刺激感受性が低下し、動きが悪くなります
  • 緊張、恐れ、悲しみなどの精神的要因…ストレスにより自律神経が乱れ、便秘の原因になります

【エクオールの可能性】
便秘を解消するには、規則正しい日常生活や食生活が大切です。
同時に、自律神経の乱れを整えることも必要になります。

実は、自律神経は女性ホルモンと非常に密接な関わりがあります。
つまり、エストロゲンに似た働きをするエクオールは、自律神経の乱れを整えるのに役立つ可能性があるのです。

エストロゲンの分泌は、以下のような流れで起こっています。

①自律神経の中枢である視床下部から分泌されるホルモンによって、下垂体前葉が刺激される

②その刺激によって、下垂体前葉から卵胞刺激ホルモンが分泌される

③卵胞刺激ホルモンの作用を受けて、卵巣からエストロゲンが分泌される

視床下部は、血液からのホルモン情報を受けて、遠心性の信号を送っています。

そのため、血液中のホルモンバランスが乱れていると、自律神経も乱れてしまいます

エクオールがエストロゲンに似た働きをすることによって、ホルモンバランスの乱れが緩和され、自律神経の乱れを抑制すると考えられます。

肥満(メタボ)、生活習慣病の予防


【メタボ、生活習慣病とは?】
メタボ(メタボリックシンドローム)とは、肥満・高血圧・耐糖能障害などの危険因子が、ひとりの患者に集まっている状態のことを言います。
予備軍を含めて1940万人がメタボと言われており、日本人のメタボ患者は年々増え続けています。

一方、生活習慣病とは、生活習慣が原因で起こる疾患の総称です。
以前は成人病と呼ばれていましたが、成人でなくても発症する可能性があるため、生活習慣病と改称されました。
生活習慣病は、以下のような病気の原因と言われています。

  • 脳血管疾患…脳卒中、脳動脈瘤 など
  • 心疾患…狭心症、心筋梗塞 など
  • 動脈硬化症
  • 糖尿病
  • 脂質異常症

この生活習慣病が、メタボの大きな原因となっています。
生活習慣病を予防することは、健康寿命を伸ばす上で非常に大切なのです。

【原因】
メタボ、生活習慣病ともに以下のような要素が原因とされています。

  • 不規則な生活
  • 暴飲暴食、バランスの悪い食事
  • 喫煙
  • 運動不足

【症状】
初期段階ではほとんど症状が出ないのが特徴です。
しかし、進行すると以下のような疾患につながる恐れがあります。

  • 糖尿病による合併症…網膜症による失明、腎症による血液透析、神経障害による下肢切断など
  • 狭心症、心筋梗塞によるもの…激しい胸痛など
  • 脳血管障害によるもの…頭痛、麻痺など

メタボと診断された時点で、症状のある人はほとんどいないと言われています。
診断されても実感を持てず、放置してしまう人が多いのです。

【エクオールの可能性】
エストロゲンには、血中の善玉コレステロールや悪玉コレステロールの量を正常化させる働きがあります。
そのエストロゲンの分泌が低下することで、動脈硬化や脂質異常症のリスクが上がります。
女性の生活習慣病の場合、エストロゲンの分泌減少によって血管が硬くなることが多いと言われています。

そこでエクオールがエストロゲンに似た働きをすることで、血中のコレステロールを正常化させ、動脈硬化や脂質異常症のリスクを下げるのに役立つのではないかと推測されています。

不妊治療のサポート


【不妊とは?】
不妊とは、妊娠を希望する夫婦が、一定期間に通常の性生活を行っても妊娠しない状態のことです。
この一定期間を、日本産婦人科学会では1年くらいが一般的と定義しています。

不妊の夫婦は10組に1組と言われています。
しかし、近年は晩婚化により妊娠を考える年齢が上昇していることもあり、実際はもっと多いと考えられます。

【原因】
不妊と言うと、女性だけに原因があるようなイメージがあるかもしれません。
しかし、実際の不妊の原因は3割が女性、3割が男性、3割が男女両方に原因があり、残り1割が原因不明と言われています。
つまり、不妊は決して女性だけの問題ではないということです。
では、男女別に不妊の原因を見ていきましょう。

女性側の原因
内分泌・排卵因子 ・高プロラクチン血症
・黄体機能不全 など
卵管因子 ・クラミジアによる卵管炎
・子宮内膜症性の癒着 など
子宮因子 ・子宮内膜症
・子宮筋腫
・子宮腺筋症 など
男性側の原因
造精機能障害 ・精索静脈瘤
・内分泌異常
・染色体異常 など
その他 ・勃起障害
・射精障害 など

【エクオールの可能性】
現在、エクオールに不妊治療への直接的な効果は認められていません。
ですが、エストロゲンに近い働きをすることで子宮内膜を厚くして、受精卵が着床しやすい状態に整えるのに役立つのではないかと考えられています。

乳がんの予防


【乳がんとは?】
乳がんとは、乳腺にできる悪性腫瘍です。
女性のがん全体の約2割を占めています。
2011年で約7万2,500人が乳がんを患い、1万3,000人が死亡しています。
40代後半に最も頻度が高く、20代~30代でかかることも珍しくありません。

【症状】
乳がんの代表的な症状は、以下のようなものが挙げられます。

  • 乳房の硬いしこり
  • えくぼのような皮膚のくぼみ
  • 乳房周辺のリンパ節の腫れ

ちなみに乳がんの症状として、痛みはほぼ出ないことも大きな特徴です。

【原因】
乳がんのはっきりとした原因は、まだ解明されていません。
現時点では、エストロゲンが乳腺組織に作用する期間が長いほど、乳がんが発生しやすいと考えられています。
そのため、以下のような人が乳がんにかかりやすいと予測されます。

  • 血縁者に乳がん患者がいる
  • 子供がいない・少ない
  • 初産が30歳以降
  • 肥満傾向
  • 初潮が早く、閉経が遅い

【エクオールの可能性】
乳がんの治療法は、大きく分けて以下の4種類があります。

  • 外科療法(手術)…最も確実性が高い方法です
  • 放射線療法…乳房温存手術後に行われます
  • 化学療法(抗がん剤)…がん細胞の増殖を抑えたり、破壊したりする薬を使用します
  • 内分泌療法(ホルモン剤)…エストロゲンが乳がんを増殖させる機構をブロックします
    抗エストロゲン剤などを使用します

エクオールは、内分泌療法に活用できる可能性があります。

エクオールが持つと言われている「抗エストロゲン作用」によって、乳がんの治療や予防ができるのではないかと考えられているのです。

死亡リスク・要介護リスクとの関係


2014年、大手製薬会社の大塚製薬が、エクオール産生能力にまつわる実態調査の結果を発表しました。

発表された結果によると、血清エクオール値が高い人の方が、エクオールを作れない人より、要介護認定率や死亡率が低くなったということです。

このような結果が出た背景に、以下のような要因が絡んでいると考えられます。

  • エクオールが女性ホルモンに似た働きをすること
    →骨がもろくなるのを防ぐことで、要介護につながりやすい骨折のリスクを下げるのに役立った可能性があります。
    また、動脈硬化を抑制する働きによって、メタボや生活習慣病による死亡リスクの低下につながったと推測されます。
  • エクオールを産生できる良好な腸内環境が、病気の予防につながっている
    →良好な腸内環境によって悪玉菌の増殖が抑えられ、さまざまな病気の予防に役立ったと考えられます。

現在、エクオールそのものに死亡リスクや要介護リスクを下げる決定的な効果はまだ認められていません。

しかし、エクオールによる女性ホルモンに似た働きが、死亡リスクや要介護リスクの高い病気を防ぐひとつの要因になっていると考えられます。

男性のためのエクオール


女性ホルモンに似た働きをするエクオールは、女性にしかメリットがないように思えます。

しかし、エクオールは男性にも嬉しい働きがあるかもしれないことが分かってきました。

それが、抗アンドロゲン作用という働きです。

アンドロゲンとは男性ホルモンの総称です。

男性ホルモンの95%は精巣で作られ、主にテストステロンというホルモンが血中に分泌されています。

このテストステロンには活性体があり、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれています。

DHTの活性はテストステロンのおよそ500倍と言われています。

このDHTがエクオールと結合することによって、DHTはアンドロゲン受容体に結合できなくなります。

これにより、過剰なアンドロゲンの作用をブロックすると言われています。

この抗アンドロゲン作用によって、以下のような働きが期待されています。

  • 前立腺がんなどの病気予防
  • AGA(男性型脱毛症)の改善

前立腺がんは日本でも年々増加しており、2020年には男性の罹患率第1位になると予想されています。

そのため、エクオールによる予防効果が強く期待されているのです。

【ビューティー編】エクオールのすごい効果


「美のホルモン」と呼ばれるエストロゲンに似た働きを持つエクオールは、美容にも役立つと言われています。

では、具体的にはどんな効果が期待されているのでしょうか?

  • シミの改善、美白効果…エクオールが持つ抗酸化作用によるものと言われています。
  • しわを浅くする…エストロゲンに似た働きにより、肌の潤いを保ち、しわの改善に役立つという報告があります。

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エクオールの気になる副作用は?危険性はある?


エクオールが健康づくりや美容に役立つと言われている一方で、
「エクオールって摂りすぎたら副作用があるの?」
「エクオールに危険性ってあるのかな?」
と不安になっている方もいるでしょう。

ここでは、エクオールの副作用や危険性などについて見ていきましょう。

エクオールに関する研究結果によると、現時点ではエクオールを過剰摂取したことによる副作用や危険性は見つかっていません。

ただし、以下のような方は、エクオールの摂取に注意が必要でしょう。

  • 子宮筋腫の治療中…子宮筋腫はエストロゲンの分泌が発症に関わっていると言われています。
    そのため、治療中又は以前罹患した人はエクオールの摂取に注意が必要です。
  • 妊娠中・授乳中…妊娠中・授乳中はホルモン分泌が通常とは違います。
    そのため、エクオール摂取によって妊娠中・授乳中特有のホルモンバランスが崩れる恐れがあります。
  • 大豆アレルギーを持っている…エクオールは大豆イソフラボン由来の成分のため、大豆アレルギーを持つ方は一度医師に相談しましょう。
  • 大豆イソフラボンを含む食品を習慣的に摂っている…大豆イソフラボンを含む特定保健用食品との併用は、避けた方が良いでしょう。
  • 他のサプリメントを服用している…薬やサプリメントには飲み合わせによる副作用があります。
    他のサプリメントを既に服用している場合は、エクオールを摂取する前に、薬剤師などに相談しましょう

効果的にエクオールをとる方法


エクオールが、私たちの美容や健康づくりに役立つ可能性があることがわかりました。

こんなに多くの可能性を秘めたエクオールを、できるなら効果的に取り入れたいですよね?

では、どうすれば効果的にエクオールを取り入れることができるのでしょうか?

エクオールは日本人の2人に1人しか作れない

残念なことに、実は誰でも体内でエクオールを作れるわけではありません。

エクオールは、体内で作れる人と作れない人がいるのです。

現在、日本人でエクオールを作れる人は約50%と推測されています。

ちなみに、欧米人では20~30%です。

このことから、日本人のエクオール産生率は世界的に見ても高い数字と言えるでしょう。

しかし近年、日本でもエクオールの産生率が徐々に低下していると言われているのです。

若い世代ではエクオールを作れる人が減っている

特に、年齢が下がるにつれてエクオールを作れる人の比率が下がっているのです。

若年層では、なんと20%しかいないという研究報告もあります。

一体、どうしてこんなにエクオール産生率は低下してしまったのでしょうか?

その原因はまだはっきりと解明されていません。

しかし、食生活の欧米化によって、食事からの大豆の摂取量が減っていることが関係しているのではないかと言われています。

エクオールを作れる人の特徴とは?

エクオールを作れる人には、以下のような特徴が挙げられます。

  • 大豆を継続的に摂取する習慣がある…エクオールの元である大豆イソフラボンを摂取することが大切です。
  • 腸内環境が良好である…大豆イソフラボンをエクオールに作り変えるのは、エクオール産生菌です。
    エクオール産生菌がきちんと活動するためには、腸内環境を整える必要があります。

上記の項目を満たしたからと言って、必ずしもエクオールを作れるようになるとは言いきれません。

しかし、エクオールを作れる人は、食生活など基本的な部分が整っている傾向にあります。

エクオールを取り入れたい人は、まずは上記の特徴を参考に、食生活などを見直してみると良いでしょう。

詳しく知りたい方はコチラから

私は作れてる?検査するならキットがおすすめ

「じゃあ、私の身体はエクオールを作れるのかな?」と思った人も多いのでは?そんな人は、市販のキットで検査してみるのが便利です。

現在、自分がエクオールを作れる身体なのかを検査できるキットが販売されています。一度検査してみて、今後の健康づくりに活かすのも良いですね。

キットについてはコチラからどうぞ。

作れなくても大丈夫、サプリでエクオール補充!

キットなどで検査した結果、「私はエクオールを作れない身体だった…」と落ち込まなくても大丈夫です!

エクオールを作れない人は、サプリメントを使ってエクオールを摂取する方法があります。

ただし、第4章「エクオールの気になる副作用は?危険性はある?」で紹介したように、大豆アレルギーを持つ人や妊娠中・授乳中などの人は必ず医師に相談しましょう。

また、手軽に摂取することができるサプリメントは過剰摂取になりやすいのも事実。決められた摂取量は必ず守りましょう。

あなたにピッタリのサプリは?コチラからどうぞ。

エクオールの効果を高める生活習慣

せっかく体内でエクオールが産生されても、それを有効に活用できなければもったいない!

エクオールの力を活かすためには、基本的な生活習慣を整えることが大切です。

エクオールの力がしっかり発揮されるように、以下のような生活習慣をまずは整えてみましょう。

・腸内環境を整える
エクオールを体内で作り出すためには、大豆イソフラボンからエクオールを産生してくれる、エクオール産生菌が必要です。
せっかくエクオール産生菌が存在しているのに、腸内環境が悪いと効率よく働いてもらえません。
腸内環境はエクオール産生菌が腸内で力を発揮するのに必要な舞台なのです。
良い腸内環境の維持をこころがけることはとても大切です。
便秘改善にもつながって一石二鳥ですよ^^

・血行を良くする
血行不良で体温が低下すると、女性ホルモンの分泌が低下しやすくなります。
女性ホルモンは血液の循環によって全身に行きわたるので、血行を良くすることは大事なポイントです。
エクオールはあくまでも女性ホルモンの役割を補うものなので、まずは体内で女性ホルモンをきちんと分泌できるようにしたいですね。

詳しく知りたい方はコチラへ

「更年期障害の強い味方「エクオール」の効果とは?気になる副作用も徹底調査」まとめ


今回は、エクオールの効果や副作用について紹介しました。

エクオールは健康や美容などの面で様々な効果が期待されているとはいえ、万能薬ではありません。

並行して、まずは自身の生活習慣や食事など、基本的な点をきちんと改善しましょう。

エクオールは近年その存在が明らかになったばかりであり、まだ解明されていないことがたくさんあります。

そのため、現在も世界中でエクオールに関する研究が進められています。

今後どのような研究結果が発表されるのか、更なる研究に期待しましょう!

ただし、第4章「エクオールの気になる副作用は?危険性はある?」で紹介したように、大豆アレルギーを持つ人や妊娠中・授乳中などの人は必ず医師に相談しましょう。

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ERI

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管理栄養士/平日は派遣社員、週末はライターの二刀流です

趣味はカフェ散歩。
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